竹林奇譚
物語
登場人物
画廊

物   語

第一話:選択した行く末に待つもの

「わたしはいらない子」――裕福な商家の娘として生まれながらも、両親の愛情を感じることができず、明華はついに家を飛び出す。
明華が向かったところは、願い事をかなえてくれる仙人が住まうという竹林だった…。

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第二話:癒せぬ傷

「――私が最も忌むべき者をこの世から消してほしい」
ある日、雲隠たちのもとにやってきた青年克安はそんな願いを口にする。
だが、彼の願いの裏にある、真の願いに気付いた雲隠は――…。

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第三話:走り星の願い

雲隠たちのもとにやってきた小さな小さなお客さま。
子ぎつねの星火は1つの願いを口にする。人にしてほしい、と――。
人の姿となった星火が向かった先は……。

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第四話:月下

「人」としてのときをとめてしまった月芳。 虎の姿となった彼は、ふとした予感に目を覚ます――。

※こちらのお話は「外伝2 想月」の続編となります。外伝2をご覧いただいたほうが、人物関係・背景などがわかるかと思いますので、ぜひ外伝からお楽しみくださいませ。

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第五話:空幻

ある日、竹青庵の前に行き倒れていた男を、学然と雲隠は拾う。
願いを叶えてもらいにやってきたのかと思いきや、実は彼は記憶を失っていた――。

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第六話:泡沫の夢語り

初夏。竹林に一人の男が迷い込んだ。一羽の鳥とともに。
そして、男の訪問とともに学然は不思議な夢を見る。その夢が学然に告げたこととは……。

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外伝:慈雨

さああ…と降る優しい雨――。
雨音を聞くと想い出す…優しい人たちの……声。

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外伝:想月

これは竹林に住まう虎がまだ人間だったころのお話――…。
彼が人として生きていたころの、切ない物語…。

※こちらのお話は管理人の友人おかんヌが執筆したものを,すばるがリライトさせていただいた作品です。第四話に続きます。

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